思考法
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一歩一歩進む先

From:小川忠洋

「失敗はある日、突然起きるわけじゃない」

これは、P&Gの元CEOで
その後GM(General Motors Company)の会長にもなった
ジョン・スメール氏が言っていた言葉だ。

GMと言う会社はかつてナンバー1カンパニーだった。
現在は株式市場に再上場したものの、
経営破綻し、一時政府の管理下に入った頃がある。

一体何が起きたんだろう?
外野から見てると、
何かとんでもない間違いを犯したんじゃないか?
何かの事件をキッカケに凋落していったんじゃないだろうか?
と考えがちだ。

よくセミナーなどで
「ブレイクスルーのポイントは何か?」
という質問を受けるが、それと全く同じ考えだ。

つまり成長も凋落も、何らかの大事件があって
それをキッカケに急成長したり、逆に大惨事に陥ったりするという考え。

 

この考えは基本的に間違いである。

ジョン・スメールはこのように言ってる。
「失敗ーつまり首位の座を失うことーは突然起こるのではありません。
何年もかかって起こるのです…
失敗は最後の重大局面にならなければ、会社の財務上の結果に表れませんが、
その何年も前から失敗の根源があった事が分かります。」

つまり、失敗も成功もゆっくりとやって来るという事だ。

 

以前、元スタバCEOの岩田さんと一緒に講演したセミナーで
「ブレイクスルーはどこか?」という質問を受けた時、
「スタバのブレイクスルーはどこだと思うか?」と返した。

スタバは1つのイベントで生まれたのではなく、20年かかって育ったのである。
ウチも同じだ。

この1日、1日。
毎日の平凡な活動が、われわれを、エクセレントカンパニーに育てているのか、
それとも、凋落の道を一歩一歩進んでいるのか?
意識して考えなければいけない。

 

会社の将来なんてオレには関係ない…
と思うかもしれない。
その気持ちも分からんではない。

しかし、自分が働いていた会社がどーしょもない会社になっていくのと、
尊敬されるエクセレントカンパニーになっていくのでは、
自分の仕事に対する「誇り」は全く違って感じられるだろう。

そして、人間というのは何らかの大きな目的があった方が充実するもの。

楽しもうが、苦しもうが、それは自分自身の選択でできる事だ。
世の中に起きている事なんて、大した意味はない。
意味をつけるのは自分自身だという事を忘れてはならない。

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