思考法
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断片的な情報で判断しないように

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このコンテンツはダイレクト出版の社員に向けて書かれたものです。

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「売り上げを上げたいなー」
 
ある部門で売れてる講座の一つが、最近になってとっても売れ筋になってきてる。んで、会議でたまたま、売れてるから値段上げたいなーなんて話が出た。
 
ま、その気持ちは分かるんだけど、それには反対した。確かに値上げをしたら、今月の売上はあがるだろう。でも、その後はどうなる?来年は?再来年は?現状は、販売方法がZoom体験セミナーという方法で販売しているんだけど、そういう対面の売り方だけやってれば、値段が上がっても問題ないだろうが、他の販売方法に展開してみようとしたとき、その値段がネックで展開できないなんて事にもなる。
 
コンテンツってのは、時間と共に価値が下がっていくのが普通なので、上げた価格は、もしかしたらその商品寿命を短くするかもしれない。価格決定ってのは、かなり難しい判断なのだ。
 
実際、過去のイノベーションの事例を見てみれば、大抵、提供コストを下げて価格を下げる、そして一気に市場を広げるという事がほとんど。※詳しくはシンプリファイというウチの本に
 
価格を上げて市場を広げたという話は、オレの知る限りではほとんどない。劇的に手に入りやすくなったために、使う人がめちゃめちゃ増えて、一大市場ができた、、、というのがほとんどのケース。そしてこの講座の内容ってのは、ほぼ全ての事業主がやるような事なので、そこにリーチできればもの凄く大きく広がる。価格を上げる事で、その広がりを自ら止めて、ライバルの参入を許して、意識レベルの高いお客さんだけしか取れない、、、なんて事になりかねない、、、
 
なので、価格を考える時は、いろんな事を、多面的に考えないといけないよ、、、という話をしたところ…..
 
と言う話なんだけど、これって、何の話かというと、モノゴトは多面的に見ないといけないよって話。
 
ウチのベーシックスには「事実を元に判断する」というのがあるけど、特に若手にはこれを気をつけて欲しいと思う。若い人ほど、視点が、断片的、局所的、部分的になりがちで、全体を見て判断するということがあんまりないように感じる(今に限った話ではなく、昔から)
 
例えば、4,5年前にあった話。Aさんが上司Cさんに対して不満を持っていた。Aさんと親しかった同僚のBさんは、Aさんの話を聞いて、「あの上司には問題がある」と言う。Bさんは、Aさんの一方的な話しか聞いてない、それで判断する。人間だれだって、自分の都合の良いように出来事を解釈しているので、Aさんが言う事は、絶対にAさんが正しいというような内容がほとんど。相手方の話を聞いたら、180°違う、、、なんてケースも多々ある。
 
でもそれは見ずに、Bさんが。問題視する、、、みたいな、、、
 
まてまてと(笑)あらためて言うが、事実を元に判断する、、、の事実を見極める力が弱いと、話にならん。誰かが言ってた(特に本人)とかは事実ではない、その人の解釈でしかない。
 
モノゴトを正しく判断するためには、断片的な事実ではなく、局所的な話ではなく、きちんと全体を見て判断しないといけない。歳を取ってくると、だいたいそういう事が分かってくるので、誰かから何かを聞いても、そのまま鵜呑みにすることはなく、大切な事なら各所に確認するし、そうでないことなら、そう思ってるんだな、、くらいにとどめておく。
 
断片的な情報で、判断することはない。
 
人と人との問題でもそうだし、部門の経営判断とかでもそう。断片的な情報、断片的な事実だけで判断してはいけない。上記の価格の話とかでもそう。短期的に見ればそれは正しい。でも、長期的に見たら、それは本当に正しいのか?あるいは、広告なんかでも、数字が良い方にどんどん流れていく傾向があるけど、その広告は事業としてそれで良いのか?という視点を持たなければ、どんどん変な広告になったり、顧客にならない人を集めてたり、、、となりかねない。数字だけで判断するなら、それは数字に反応しているだけで頭脳なんか要らないっしょ。AIの方がマシだ。
 
事実を元に判断する
 
その時に大切なのは、事実を見極める力をもつこと。断片的な事実・情報でないことを確認すること。そして、判断は、部分的でなく全体の視点も含めて判断すること。
 
なんとなく、最近思った。

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