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————————————————————————————————- このコンテンツはダイレクト出版の社員に向けて書かれたものです。 ————————————————————————————————- From: 小川忠洋 先週、とあるマネージャーと話してて、 「最近、えらい遅くまで残ってる人たちがいるけど大丈夫か?」 的な話になった。 まぁ、ウチの場合は、仕事時間を管理しない方針なので、 「何時までやれ」とか「何時には帰れ」とかは言わないが、 こないだ、10時ごろまで撮影してたら、その後に、 そのまま残って「まだまだっす!」的な若造がたくさんいたことにはビビった(笑) 自分の意思で頑張ってるならそれはそれでいいんだけど、 部下や後輩は、なかなか先輩や上司が頑張って残ってるのに、 先、帰るってのはできないもんだから、そこのところ、気ぃ使うようにね。 例えば、先輩や上司が残って頑張ってるからと言って 自分も、大してやることないのに残って頑張るって意味はまるでない。 それで成果が上がるんであればいいけど、実際は逆で、 その分、疲れるから、翌日のパフォーマンスに響いて、成果は下がる。 これは、ベーシックス(Direct Publishing Groupで共有する価値観)の逆の行動に近い。 何だか、わかるかな? そう。「内部志向」ってやつ。 つまりは、上司とか先輩、後輩とか社内の人間関係やら何やらを中心に考えるわけで、 それは「内部志向」っていう。 ベーシックスは「外部志向」だから、 顧客やクライアントのためになることだったら重要だけど、 ここに出てきた例ってのは、顧客やクライアントにとっては、 何の意味もないのが分かるでしょ? だから、こういう事は気にしなくていいし、気にしちゃいけない。 *** 一方、夜遅くまで仕事してる件について。 まぁ、ぶっちゃけね。 その心配していたマネージャーも若かりし頃は、 夜、遅くまでひたすらやっていたのよね。 だから、それがダメだぁ!とは言えないんだどね。 きちんと周りに気を使ってやってる分にはいいかもしれない。 ただ、一つ注意しておくと、、 何度も言うように、うちは成果中心だから 「それが成果につながるのか?」 って事をよくよく考えた方がいい。 ぶっちゃけ、おれもそう言う時期があるから分かるけど、 はっきり言って夜遅くまで仕事するのには、2パターンあると思うんだけど、 ① 1つは、やるべき事が終わらない。 これは仕方ないパターンで、実務能力を上げるか、 実務能力が上がっても追いつかないなら、マネージャーの仕事になる ② そしてもう一つは、暇だから(笑) こんな事を、社長のおれが言うのはかなり微妙っちゃ微妙だが、 (おれを含め)仕事人間にとっては、仕事以外のことがつまらなくてしゃーない。 ゲームのように仕事をするもんだから、面白くて中毒になる。 じゃあ、それ以外のことしたら?と言われても、 ぶっちゃけ、これより面白いことあんのか?的な感じなんよね。 だから、他のことあんまりやってないので、仕事ばっかりになっちゃう。 結果的に、仕事しないと暇になると言う、、、まさかの展開(笑) これ、おれ今でもそうなんだけど、 例えば家族が、実家に帰ってて留守の時とか、 気がついたら夜中になってることとかよくあるのよね… 無駄にランディングページのデザインしてたりとかすると、 あっと言うまに時間が過ぎてしまう… んで、おれもそうだから、よく分かるんだけど、 気をつけて欲しいのは、そう言う時の時間 「本当に、パフォーマンス高いの?」 「本当に、成長できてんの?」 ってこと。 多分、みんなもそうだと思うんだけど、 そう言う時って、仕事やってる気にはなってるけど、 おしゃべりが多かったり、やってる事は仕事じゃなくて「作業」だったりする。 例えば、おれの例で言えば、 社長が夜遅くまでランディングページのデザインいじってたらダメだろ! と言う話でしょ(笑) そして、そんな事して夜遅くなったら、もちろん寝る時間が遅れるから、 睡眠時間が減って、結果的に翌日のパフォーマンス下がる。。。 って事になるわけ。 われわれは、ナレッジ・ワーカーだから、 頭使わないといけないわけよ。 頭脳労働で結果出さないといけないわけ。 んで、頭脳労働で結果を出すんだから、 その頭脳のケアをきちんとしないといけないよね。 プロスポーツ選手だったら肉体で成果出すんだから、 肉体のケアをきちんとしてるでしょ?それも仕事のうちでしょ? 健康的な食事をして、リズムを作って、しっかり筋トレする。 で、ベーシックスで「プロフェッショナルである」って 言ってんだから、われわれも、きちんと「脳」のケアをしないと いけないわけよ。つまりは、、 たくさん本を読んで、学習して、リズムを作って しっかりと睡眠をとってエネルギーを満タンにしとく! 脳がしっかりと働けるのって、1日でそんなに長くない。(仮眠すれば増えるけど。) だったら、パフォーマンスの落ちる時間には、無理に、何かをやるんじゃなくて、 どこかに行って、新しいことを勉強してた方がいいよ。 はっきり言うけど、いくら「作業」をひたすら繰り返しても、成長しないよ。 「仕事」と「作業」は違うから。 もちろん、作業が不要だって話じゃない。 目的を達成するための仕事の中で作業は必ず必要になる。 「仕事」ってのは「この作業を減らせないかな?」 「この作業をもっとスピーディにできないかな?」 って考えるのが仕事。 ただ、作業をこなすのは、作業。 簡単に言えば、脳みそ使ってるか使ってないか。 だから、同じ「タスク」でも “仕事”になることもあれば、 “作業”になることもある。 んで、何が言いたいかってぇ~と、おれの自己分析&独断では、 ぶっちゃけ夕方以降の仕事は、ほとんど、「作業」になってる。 だって脳のエネルギー空っぽだから。 だから「仕事」をしてるつもりでも「作業」をしてるだけ ってことが多いんじゃないか? それだったら、、、 ぶっちゃけそんな事はやめて、 本を読んだり、学習したり ってことに費やした方がいい。(おれの場合もそう…。) でも、どうしても作業が山積みで終わらない… って日もある。 そう言う日が時々あるならいいけど、慢性的にあるんであれば、 それはマネージャーがなんとかしないといけないイシューなので、 マネージャーに報告するのが仕事の第一歩。 マネージャーに報告せずにひたすらやり続けるのが作業の第一歩。 マネージャーの仕事は、仕事の「設計」 メンバーの仕事は、仕事の「実行」 でも、実行しているメンバーがマネージャーに報告しないと、 マネージャーは仕事の「設計」を改善することができない。 ま、結論的に言えば、 「作業」を「仕事」と勘違いんすんなよ!ゴルァ( ´Д`)y━・~~` と言うことでした。
————————————————————————————————- このコンテンツはダイレクト出版の社員に向けて書かれたものです。 ————————————————————————————————- From: 小川忠洋 『社長のモチベーションは誰が上げるか?』 むかし、ダン・ケネディのレポートか何かでこんな議題があった。 答えはもちろん「誰もあげてくれない」。 だから、自分で上げるしかない。 自分でモチベーションを維持し管理するしかない。 社長、経営者にとっては、これは全くもって当然。 というか、むしろ「自然」な状態だ。 でも、これって社長・経営者に限ったことだろうか? もちろん、違うよね。 例えば、プロゴルファーは、 モチベーションupのために、誰かに頼るか? もちろん、頼らない。 いや、コーチがいるじゃないか! と言うかもしれない。 でも、コーチがモチベーションを上げてくれる なんてのは大間違い。 コーチは、技術が上がるようにフィードバックをくれる。 そして、大切なのは、コーチそのものを雇っているのは、 選手自身であるということ。 全ては自分自身の意図的な選択の結果である… と言うのが、プロフェッショナルの考えだ。 じゃあ、精神論はともかく、具体的な方法論として 経営者やプロフェッショナルは、モチベーションをどうやって維持するのか? 目標だ。 人間、「できるかもしれない」という ギリギリの目標を持っている時が、一番モチベーションが高い。 これが、簡単過ぎてもダメだし、難しすぎてもダメだ。 自分の能力と目標の微妙なバランスでモチベーションは変わる。 簡単過ぎると「飽きる」「つまらなくなる」 難しすぎると「あきらめる」「無力感を感じる」 特に後者の難しすぎる場合は、 「学習性無力感」という心理学用語にもなってるくらい。 ※ マーティン・セグリマンという素晴らしい心理学者が定義した。 彼はポジティブ心理学の第一人者。本オススメ。 目標と能力のバランスが絶妙なとき、 モチベーションは何もしなくても上がる。 よく社長や経営者に話しを聞くと、 部下や社員のモチベーションが、、 みたいな話が問題だとして出てくるが、、 実際には、モチベーションの問題などない。 あるのは、能力・技術レベルの問題と、 それに対する、目標の問題だ。 具体的にプロフェッショナルや世の経営者は どうやってモチベーションを上げるのか? 答えはもう分かると思うけど… 「高い目標を見つける」 これだけ。 大会で優勝を目指す。 優勝したらグランドスラムを目指す。 グランドスラムをしたら、3年連続を目指す。 などなど。 何かを達成したらスグに次も目標を探す。 ビジネスでも同じ。経営者も同じ。 まずは事業の成功をめざす。 成功したら、そのリソースで何ができるか?何をすべきか?を探す。 (ちなみに、そこで次を探さずに、酒や女に走って 自分を誤魔化し続ける社長は世の中にたくさんいる。) 遠すぎて見えない目標ではなく、 遠くにあるけど、見える目標を探す。 そして、この目標を探すという行為は、毎回毎回、難しくなる。 自分の能力・技能、責任などが上がればあがるほど、難しくなる。 (例 : もし1兆円の事業作る力があったら何をするか?を考えると、 何をすればこの能力を最大活かせるかを判断するのはとてつもなく難しい。 ほぼ不可能。) だけども、これをやらないと、 「やる」とうよりは、「真摯に向き合わないと」 周りがどんなに応援してくれても、どんなに良い環境に居ても、 どんなに良いコーチ、良い上司に恵まれても モチベーションの炎は小さくなる。 ダン・ケネディは、自己啓発的なセミナーもやる。 だからこそ、 「社長のモチベーションの責任は自分自身にある」 という事を伝えたかったんだろう。 けれども、それは、社長だけに限ったことではない。 ベーシックスにある、 「プロフェッショナルである」人は、 ビジネスであれスポーツであれ芸術であれ、 同じことだと思う。
————————————————————————————————- このコンテンツはダイレクト出版の社員に向けて書かれたものです。 ————————————————————————————————- From: 小川忠洋 『ベーシックス(ダイレクト出版で皆が共有する価値観)で 自分に足りてないとこって何ですかね?』 先日、こんな質問をうけて、迷わず、 「スピードだよ」 って言ったんだけど、、、 別に彼の仕事が遅いとかそういうわけじゃなかった。 仕事のスピードってのは、ベーシックスの中で 誰もが一番意識してほしいもんだと思ってるから、 だからこそ、改めて、彼にはスピードだよって言ったんだ。 スピードってのは「これで良し」というラインがあるもんじゃない。 だから、常に追求しなきゃいけない。 そして心なしか最近、このスピードが遅くなってる感じがする… チームの人数が増えて、役割分担が増えて、会議やミーティングが増えて、、、 なんか、このスピードに対するこだわりというか、、、 遅くなってる感じがするんだよね… テストとかもそうで、 1ヶ月で3回のテストをするところと4回のテストをするところ、 ほんの少しの違いだけど、その違いをもってずっと運営するんだから、 差は指数関数的に大きくなるんだよね。 例えば、1回のテストで平均10%改善できたとするよ。 すると、 1ヶ月に3回チームは33%の改善 1ヶ月に4回チームは46%の改善。 まぁ、この差だけでも大きいと思うんだけど、、、 1年続くと 1ヶ月に3回:3091%up 1ヶ月に4回:9701%up と、3倍以上も差がつくんだよね。 たった1年で… たとえば売上5億円と15億円の差は、 3回やるか4回やるか、だけの違い、、、 みたいな事になる… それくらいスピードが速いって事は大切だし (実際にはここにある以上の差が出ると思う) スピードが遅くなるってことは、とても危険な事なんだ。 だから、仕事でも、 失敗したのは怒らなくても、 スピードが遅いのは怒らないといけない。 なので、ベーシックスについて質問してきた 彼だけじゃなく、みんなが「スピード」を意識してほしい。 単純な話と思って舐めちゃいけない。 スピード速く仕事をすることがどれだけ大切なことか… そういうわけで、スピードを意識して、ベストを尽くそう!
————————————————————————————————- このコンテンツはダイレクト出版の社員に向けて書かれたものです。 ————————————————————————————————- From:小川忠洋 「プロフェッショナル」というのは何なのか。 個人が自分の人生の全てに責任を持つ、ということです。 ベーシックスに「プロフェッショナルである」とあるのは、 皆に、仕事の考え方、仕事をどうやるべきかというものに対して、 いわゆるプロフェッショナルと呼ばれる職業の人達を参考にしてほしい、と思ったからです。 「プロ」と言えば大体パッと思いつくのがスポーツ選手ですよね。 スポーツ選手というのは、プロとして、自分の人生に責任をもっている。 パフォーマンスができなくなるとクビになる、とか。 すごいシビアな世界に住んでいます。 まあ、ビジネス社会というのは、スポーツ社会に比べると、全然シビアではないですよね。 シビアさ加減でいうとね。 プロスポーツ選手になった人は、きちんと自己管理して、 自分のパフォーマンスを上げる為に日々練習して、勉強して、ということをやっているのに、 ビジネスマンになった人は、昼間適当に仕事をやって、夜飲みに行って上司の愚痴を言ってる、と。 そんなのおかしいですよね、同じ人間なのに。 お金をもらっているから、プロなのは一緒なんですよ。 プロスポーツ選手といったら、野球選手とかね、プロゴルファーとかね、 「年棒何億円とか、そんだけもらってるから、そんだけやんのや」と、 皆さんは思っているかもしれないですけど、はっきり言うとね、 平均値を見たら、全然そんなことはなくて、おそらくサラリーマンの方がいいと思いますね。 ほとんどのサラリーマンは高いですよ。それで、プロスポーツ選手の寿命なんか10年もないでしょう。 だから、その意識の違いは何なんだろうなあ、と思うんですよね。 それはやっぱり、生活の為に、生きていく為にやるもんだ、と 「仕事ってイヤイヤやるもんだ」というふうに思わされているわけなんですよね。 昔はそうだったかもしれないよ、昔は。ただ、今は、多分、違いますよ。 今は、好きなことを仕事にしたり、まあ、やる仕事を好きになる方が順番的にいいと思うのですけれども、 自分が楽しめる仕事とか、夢中になれる仕事で生活していくというのは、全然珍しいことでもないので。 だから、好きなことに夢中になって、プロ意識で、 プロとして、要はスポーツ選手みたいな感じで仕事をしていくと、 仕事のパフォーマンスが良くなるというのも勿論そうですけれども、 間違いなく、皆さん個人個人の人生でハッピーになります。間違いなく。 まあ、プロの人っていうのはね、皆、ハッピーなんですよ。 だから仕事辞めたくないでしょ。 例えば、映画監督とか定年とかないでしょ。役者とかね。 死ぬまでやるじゃないですか。 仕事でも、「今の仕事は自分に向いていないんじゃないか」とか、 「好きになれない」とかだと、 それでプロとしてやるのは難しいかもしれないけど。 とは言えね、1年~3年くらいは一生懸命やってみて、 自分の向き・不向きとか、適性とか見た方がいいですね。 たいていのことは一生懸命やると面白いですからね。
————————————————————————————————- このコンテンツはダイレクト出版の社員に向けて書かれたものです。 ————————————————————————————————- From:小川忠洋 「社外に目を向け、外部志向である」。 うちは「別に会社来なくていい」という話だから、ちょっとテイストが違うと思うけど、 普通に会社に勤務していたら、毎日毎日同じ席について、同じ同僚がいて、 同じ奴らと昼飯を食いに行って、何なら晩に飲みに行くのも同じメンツ、と。 そうすると、どうしても自分達のことばかり考ちゃうんですね。 で、お客さんのこととか、クライアントのこととか、業者のこととか、 他人の都合とかを考えなくなるわけですよ。 事業が成り立つのは、お客さんとか、外部の人とかの関わりがあるからで、 その人達の視点からものごとを見て、考えていかないと、 どんどんどんどん不必要なドキュメントが増えたりしてね。 ミスしない為に、何か変なものがどんどん増えていく、みたいなね。 何の役にも立たないとか、まあ、無駄が増えます。 なので、外部思考というのは何が言いたいかというと、人事評価とかでも毎回言っていることですけど、 うちはできるだけ市場価値で判断する、ということをやっていきたいと思っています。 「市場価値」とは何かと言うと、皆さん個人、一人一人が外に放り出された時に、 どういうふうに価値が判断されるか、ということです。 普通はね、会社という共同体の中にいると、組織の幕に守られているわけですね。 その中での常識とかになっていくわけです。 大企業のエリートサラリーマンが脱サラして営業にいったら、誰にも相手にされなかった…みたいなね。 結局、それは、今まで会社の看板があったから話を聞いてくれていただけで、 なくなったら全然相手にされない、と。 …というような話は、世の中によくある話。 何でそんなことが起きるのかというと、要は会社が守っているからです。 そこで働く人達を必要以上に守って、まあ、過保護なわけです。 過保護に守っているから、個人が成長しなくなっていって、 その状態に甘えて、いつの間にかギャップができている、と。 そして、一歩外に出てみたら何もできない、と。 会社にいたら、それなりに部下がいて、会社の看板があって、 いろいろできたけれども、一歩外に出たら何もできない、と。 …というようなことがあるわけです。 これは世の中でたくさん起きていることですね。 それが起きないように、勿論組織ですから「働いている従業員を守る」ということは義務ですけど、 価値判断として、できるだけ、どこにいても同じにようにしたいというのはあります。 要は、会社の中にいても、独立して外にいても同じように、と。 実は、これは、ずっと前から目指しているところでもある。 まあ、「市場価値で判断する」というのはそういう意味で、 「会社の中にいるから特別じゃない」という意味です。 ポイントは、その人の能力とパフォーマンスと貢献、です。 そうすると、ある程度仕事ができるようになったからと言って、 自分で学習するのをやめたり、新しいことにチャレンジすることをやめたりしたら、 そこから落ちるだけです。 落ちる、というのは何でかというと、社会全体が成長しているわけなので、 自分が成長しない、昨年に対してplus minus0だというのは、相対的に見ると落ちているわけですよね。 なので、個人が個人の責任で、自分の人生の責任で、学習し続け、成長し続けないといけない …というためにも、外部思考があります。
————————————————————————————————- このコンテンツはダイレクト出版の社員に向けて書かれたものです。 ————————————————————————————————- From:小川忠洋 ベーシックスにある「真摯さ」。 ポイントは「知りながら害をなさない」ということ、 それから「意見の対立・衝突を怖れない」、「悪いニュースは早く伝える」ということ。 大きいポイントは「知りながら害をなさない」、「意見の対立・衝突を怖れない」、 まあ、怖れないというか、「対立しましょう」ということですね。 会議でもそうですけど、自分で「違うなあ」と思っているのだけれども、 相手の人の機嫌が悪くなったりすると嫌だからということで反対意見を言わない。 そういうこと、ありますよね。 それは本当に真摯なのか、ということですね。 特に日本人は「和を以て貴し」なので、意見が対立するということが嫌いなのですが、 自分がそう思っているのであれば、必ずそう言うべきであって、 意見を対立させないと、いい案というか、いい結果というものは出てこないので。 これは、ほとんど上司の態度によると思います。 まあ、同僚同士で意見が対立することはよくあることと思います。 それは、別に、あまり怖いことはないと思うのですけれども、 「上司 ー 部下」で意見が対立するのは、怖いことがありますので。 人によってはね。 上司に反対意見を言うというのは、なかなか難しいじゃないですか。 だから、部下をもっている人は、「部下からの反対意見にいかに寛容であるか」ということが、 すごく重要なポイントになってきます。 これは本当に、言う側もそうだけれども、 受ける側の意識というのは、すごく強く、大きな影響がある、と。 部下が反対意見を言ってくるということは非常に有難いことなんですよ、本当は。