Column ダイレクト出版採用コラム

3人に1人が就活に失敗するワケ…

小川忠洋

もう知ってるとは思うけど、新卒で会社に入った人は3年以内に3人に1人がその会社を辞める。

あんなに一生懸命、就活したのに、、
3人に1人が失敗しているのは異常だと思わないだろうか?

そして辞めなかった人だって全員が満足しているわけじゃない。。。

しかも、これって去年、一昨年に始まった話じゃなく、ずーーーーっと昔から続いていることだ。

なので、真剣に考えずに、周りのみんなと同じことをしてると、あなただってそういう事になりうる可能性が高いのは間違いない。


考えてみよう。

3人に1人が失敗するのなら、基本的に就活生のやっている活動は何かが「根本的に」間違っているんじゃないだろうか?

結論から言うと、「会社選び」「キャリア形成」で

周りの人と同じことをやっていると、かなり失敗率が高い。

そして、成功したいなら周りの人と「違うこと」をやらなければいけない

ということになる。

でも、やはり初めて社会に出るわけだから、全く未知の世界に出るわけだから不安が大きいのはよくわかる。

人間、不安になると、群れたがるもの。他の人と同じ行動をとれば、不安を和らげることができる。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の心理だ。

しかし、みんなで渡っても赤信号が危険であることには変わらない。事故る確率がめちゃめちゃ高いことには変わりない。

なので大切なのは、その不安の正体を知り、その不安に向き合い、できることなら、周りの人間と違った行動をとる勇気を持つことだ。

特に学生にとっては周りの人間といえば、何年も付き合った友達ばかりなので、一人だけ違う行動をとるのはとても難しいだろう…

でも、やらなきゃいけない。

実際これは社会に出てからも、同じ原則なので覚えておくといい。

昔の自己啓発の大家、アール・ナイチンゲールはこんな言葉を残した。

「大衆は常に間違う」

多数派、マジョリティと同じことをしてて良い結果になることはほとんどない。

その他大勢と違うことをする勇気がとても大切になる。

これは個人のキャリア形成においても、会社の経営戦略とかにおいても同じだ。

優れた会社は、他の会社と違うことを実行する。それは「差別化」と呼ばれたりする。

まぁ、この辺はテーマと離れるので、興味があればまた別の機会に話そう

とにかく、周りの多数派と同じことをやっていると、決して上手くはいかない。覚えておこう

-おがわ

PS:
次回は、20代で凄まじい差が出る理由について。

経営者として、いろんな人を雇ってきて分かったのは、仕事のできる人とできない人の差って凄まじいということ。

そして、いろんな観察の結果、どうしてそんな差がつくのかということが分かった。。。

正直、30代40代の人にはあまり言えない内容でもある…

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