Column ダイレクト出版採用コラム

[test]自分の強み、適正を知りたい?

小川忠洋

「自分が何に向いてるのかが分からない…」
「自分の強み、得意分野が何か分からない…」

こんな事を考えて不安になっている人が多いみたいだが、
安心してほしい。現段階では分からなくて普通だから…
実際、ぼく自身も自分自身の強みを認識して、
それを専門の仕事にしようと思ったのは、30歳前後。
稀に、若いうちから自分の強みを認識している人もいるけど、
そういう人は、それまでの人生、高校生、中学生とよほど意識的に
過ごしてきたんだろうし、実際問題は、かなり親の影響がデカイと思う。

経営者として、いろんな人を見てきた経験からも、
若いうちから自分の強みを知ってる人なんて、ほぼ会ったことがないレベルだ。
だいたいは社会人になっても「自分はどういう仕事が強いのか?」
ということを、悩んでいるもの…

自分の強みが見つかれば、
早い段階で、強みに合った仕事に集中することができる。
そうなれば、他の人に対して圧倒的な差が出るだろう。

強みのポイントは
「今、知ってるか、知らないか」
という事ではなく
**「いつまでに、知るか?」
という事。

つまり、あなたが社会に出てからも、
周りに流されるのではなく、常に「自分の強みは何か?」
という事を意識的に探すことが大切だ。

今日は、自分の強みと適性を知るためのリソースを
紹介しようと思う。

実はこの手の自分の強み判断、適性判断のツールは
結構、いろいろある。その中でもぼくが個人的にとても気に入ってるのがこれ

ストレングスファインダー

これは自分の強みや才能を見出すツール。
実際、どのような結果が出るかというと、こんな感じだ…

– 学習欲 Learner
– 着想 Ideation
– 自我 Significance
– 調和性 Harmony
– 内省 Intellection

このように34の強みの中から自分に合う5つが選ばれる。
ちなみにこの5つは、ぼくの強み。これが驚くほど当たっている。

この強みに従うと、ぼくは知識を集めるのが大好きで
集めた知識、情報を元に考える仕事が向いていると。
そして着想の強みからすると、広告やマーケティング関連が向いてるらしい。
逆に言えば、飽きっぽいので常に新しいことをやっていないと気がすまない。

調和性は、人との対立を避ける。
つまりは、テレアポとか飛び込み営業とかやると死ぬ。

結局のところ、本を読んだり考えたり、
一人で仕事をするのを好んでチームワークは上手ではない。

それを考えると、今、ぼくがやっている仕事は、
書籍やコンテンツを広告、ダイレクトマーケティングで販売する仕事なので
まぁ、「天職」のような仕事であると言える。
(なので、仕事が趣味のよう、というか趣味より面白いのだ)

この本のポイントは、弱みを補完するのではなく、
弱みはどうせ伸びないから放っておいて、強みを鍛える方がいい
という考えだ。

つまり、ぼくのケースで例えると、
どれだけテレアポを頑張ろうとエネルギーを注いでも、大した結果にはならない。
どれだけチームワークができるよう頑張っても、大した結果にはならない。

社長、経営者だったらチームワークができるように、、、
ってのは必須条件のような感じがするだろうが、ぼくがどれだけ
それを頑張ったところで大した成果にならないのであれば、
自分の強みの方に集中して、チームワークの上手い人に任せる方が
ベターなのである。。。

というわけで非常に面白いテストだ。
実感で言うと、ぼくの場合は、このテスト結果、
めちゃめちゃ当たってるとしか言いようがない。
「あなたは、こんな事をしてるでしょう…」みたいな記述があるのだが、
それもバッチリ行動を読み取られたかのように当たっている。。。

このテスト、本を買えばWEBでできるので、
ぜひ一度やってみるといいだろう。

そして、一度とは言わず、20代後半になったら
もう一度やってみるといいと思う。なぜなら、その頃の方が
自分の向き不向きを、漠然とでも把握できているはずだからだ。

以上、この手のツールというのは、「そんなもんで、分かるか?」と
思われがちだが、実際はかなりの部分が分かる。
ぼく自身も最初は疑っていたけども、今では信者のように信じているくらいだ。

大切なことは、自分自身の強みや向き不向きを
探し続けることだ。就活の今のタイミングだけでなく、
社会に出てキャリアを積み上げ始めてからも、

「自分が他の人より圧倒的にできる仕事はなんだろうか?」

と常に問い続け、探すことである。

たいていの人は周りに流されてそんな事までしていない。
だから、それをするだけでも、全然違うだろう。

ーおがわ

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