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————————————————————————————————- このコンテンツはダイレクト出版の社員に向けて書かれたものです。 ————————————————————————————————- From:小川忠洋 これまでも何度か「社会貢献」についての話をしてきたけど、 じゃあ、 「どのくらいの規模になれば、日本社会に貢献したと言えるか?」 日本の教育に貢献したと言うべきなのか、日本の人材成長に貢献したと言うべきか、 いずれにせよ、より良い社会、より強い社会にするために貢献するわけだけど、 どれくらいの規模になればいいのか? 実際問題、現状の規模だと、そりゃぁお客さんからは感謝されるかもしれない。 それに目の前のお客さんに貢献しているとは言えるだろう… でも、日本社会にインパクトを与えているか? という意味では、まだまだだろう。 日本社会にものすごいインパクトを与えるような貢献は、まだウチはできてない。 社会変革と呼べるようなレベルまではできていなくて、 正直、ぶっちゃけで言うと、まだまだ「自己満足」のレベルじゃないか。 「成長なんかしなくてもいいじゃん」 「売上なんか伸ばさなくてもいいじゃん」 「自分たちが楽しければいいじゃん」 時々、こう言うような草食系の社長に出会うことがある。 てか、もしかしたら、みんなの中にもそう考える人がいるかもしれない。 でも、それって結局は自己満足なんだよね。 自分の生活や自分の快適さだけ考えていれば、成長する必要なんかないかもしれない。 実際、家でNetflix見ながらポテチを食べていれば幸せではあるw でも、それじゃあダメでしょ。 自分の能力を磨いて、自分が何かを手に入れたら、 そしたら次は、自分以外のほかの人の事を考えないと。 他の人の、仕事や生活、状況をより良くすることを考えないと。 自分たちの好きな商品を売ってて、やりやすいように仕事をしてて、 みんながハッピーで、それで成果がでてれば、それはそれでとても良いことだが、 それって「自己満足」レベルじゃないだろうか。 やはり、それなりの規模がなければ、 社会にインパクトを与えたという事にはならないだろう。 じゃあ、どれくらいなんだろう??? 余談だが、昔、仏教のちょっとした話を学んだことがあって、 仏教では、輪廻転生ってのがあるわけで、現世でどれだけ人に貢献したか ってのが、死んでから評価されるんだと。 それで、ポイントは、何人、救ったか?という事になるらしい… もう、何年も前のことでそんなに真剣に聞いてなかったので、ほとんど忘れたけど、、、 ただ1つ、覚えているのは、「何人救ったか」という軸で変わるんだ的な話。 じゃあ、これを事業や自分の人生に置いて考えてみると、、 何人の人に貢献したか? 何人の人生をより良いものにするお手伝いができたか? 的な話じゃないかと思う。 ビジネスに置き換えれば、顧客の数ってことなのか。 でも、数だけだったら薄ければいくらでも取れるから、 やはり、数と質の両方なんだろう。 さてウチの場合はどうなんだろうね? 日本の労働人口が5,600万人だそうなので、 1,000万人くらいを超えると、社会的に存在感が強くなるのかな??? ただ、市場を限定すれば、必ずしも、そんなどーんとした数字じゃなくても インパクトを与えることはできるわけだからね。 そして、もちろんサービスの「質」や「深さ」が それによって疎かになってはいけないわけで、、 逆にもっともっと質の高い、 あるいは深い価値貢献をしていかないといけない。 なので2つの事について考えて見よう。 Q.どうすればもっと深く価値貢献ができるだろう? Q.そして、どれくらいの規模になれば、社会を変革したと言えるだろうか??? 実行していくには、いろいろあると思うけど、 しっかりとベストを尽くしてがんばろう!
————————————————————————————————- このコンテンツはダイレクト出版の社員に向けて書かれたものです。 ————————————————————————————————- From: 小川忠洋 ミッションにある 「知識をマーケティングして」、、、 とはどういう意味かというと、、、 個人的に「知識」というのは 人の人生に最も影響を与えるものだと信じている。 それはどんな贅沢品よりも価値がある。 知識があるとないとで、人生は全く変わるし、、、 今の時代、専門知識で仕事をする人がほとんどだから、 その知識と言うのは、まさに仕事のキャリア、人生のキャリアすら変えてしまう。 だから知識や情報といったものはどんどん価値があがるが、 モノはどんどん価値が下がっている。 家電メーカーが苦戦するのは当然と言えば、当然のことかもしれない。 今の時代、TVの大きさが大きくなったからといって 幸せになるわけじゃないし、毎日の充実感は何も変わらない。 しかし、ちょっとした心理学の知識があれば、人間関係がうまくいったり、 ちょっとしたセールスの知識があれば、会社の業績が良くなったり、、、 などなどいろいろな変化がある。 知識こそ、人の人生に大きな変化、価値をもたらす商品ではないだろうか。 んで、「マーケティングして」というフレーズにはどんな意味があるか? モノと違って、知識ってのは実は価値がよくわからない。 自分には何かの知識が欠けているとか、 この悩みや問題は、この知識があれば解決できるとかって、、、 実はとってもわかりにくい。。。 だから、マーケティングする必要がある。 マーケティングしてその知識の価値を伝えて行かない限り、 なかなか自然と広まって世界が平和、、、 みたいな事にはならない。 なので、そこにわれわれの役割がある。 知識を体系化して、それをマーケティングするのはウチの強みでもあるし、 何よりそれをやることに価値を感じる。 「知識をマーケティングする」というのはそういう意味なのだ。
————————————————————————————————- このコンテンツはダイレクト出版の社員に向けて書かれたものです。 ————————————————————————————————- From: 小川忠洋 今、ロイスのワークショップを見学中。 内容は「ミッション」を作るって話。 ワークショップ中に、、 「やっぱりお金が好きなので、お金でしか考えられない」 「ミッションのイメージがつかない、、、」 なんて言う参加者からの面白い質問があった。 「お金が好き」って直球で言えるのもいいなと思ったけどね。 さて、みんなはどう思うかな? ミッションよりも売り上げとか利益とか業績のことばかりが頭に出てくる って話は、ほとんどの会社で見られる現象だよね。 でもね。 おれの個人的な感覚や経験値から言うと、 やっぱりミッションの力ってのはすごいのよね。 ミッションとかを大切にする会社は、 なんだかファンになりやすいと言うかファンがつくんだよね。 それって、おそらく、その会社が提供する 「商品」や「サービス」に魂がこもっているからだと思うんだ。 これが、金儲けオンリーだったら、商品に魂を込める必要なんてないじゃん? むしろ、コストカットして商品原価を下げる方に動くよね。 そうじゃなく、その商品を通じて お客さんに何を伝えたいか、どのような貢献をしたいか? ってことを考えているからこそ、「魂」がこもるんだと思うんだよね。 ちなみにおれがスタバのファンになったのも、 コーヒーが好きだったからじゃなくて(実は前はコーヒーなんか飲まなかった) ハワードシュルツの本を読んで理念が素晴らしい!と思ってからなんだよね。 車にほとんど興味のないおれが最近、欲しいなと思った テスラ・モーターズも、ミッション中心の会社だし、、、 何らかの理想があって、その理想を実現しようとしている会社って すんげー魅力的だと思うんだ。 それ、会社じゃなくて個人でもそうじゃない? 何らかの理想を持ってそれを実現しようとしている人って魅力的だよね? そして、外部から見て魅力的かどうかって話だけじゃなく、 その会社で働く内部の人もとても充実した時間を過ごせるんだ。 なぜかって言うと、人間は、高次な欲求として 「人の役に立ちたい」 「何か自分の生きた証を残したい」 ってのがあるわけだからね。 金がなくても、人の役に立ってるって実感があれば 人は幸せを感じるわけよ。 だって、現時点で世界的に見れば、 われわれは、世界でトップ1%の裕福な部類に入るんだから。 じゃあ、残りの99%は経済的に裕福じゃないから、不幸なのか? って言ったらそんなことないじゃん? むしろ、お金なくても幸せそうな人いくらでもいるよね。 現代に生きる人はみんな「お金が幸せを運んでくる」って ある種、洗脳されてると思うだよね。でもお金がもたらすのって 幸せじゃなくて、快楽の方が多いんよね。 で、本当に幸せだ、充実してるって気持ちは、 理想や目標に向かっている感覚(成長している実感) 価値観の合った人たちと楽しく過ごす時間 人の役に立っている実感 だったりするわけよね。 うちのミッションは 「教育を革新し、日本を強くする」。 これを追いかけることによって、 顧客もぼくらも、ハッピーになるし、 それによって社会にも大きな影響がある。 いいことだらけなんだよね。 今日も、力をつけて、人の役に立てるように頑張ろう!
From:小川忠洋 アドラー心理学では 「貢献を感じるとき人は幸せになる」 と言います。 つまり、自分以外の他者に貢献してるという実感をもてるとき、人は幸せになると。 これは、まさに仕事に通じることです。 仕事とはまさに「はたらく」と言って「はた」を「らく」にするという意味です。 つまり「はたらく」という事は、他者に対する貢献そのものなのです。 仕事というものが全て、他者への貢献になります。 事業というのは究極的には、顧客への貢献につながり、 事業を支える個々の仕事は、顧客貢献を果たすための別の人への貢献になります。 すなわち上司への貢献であったり部下への貢献であったり、同僚、他部門の人間への貢献です。 それら全てがミックスされて顧客への貢献となります。 よく会社で働いていて、不満を抱える人がいます。 仕事に対する愚痴は、サラリーマンのアフター5の代名詞のようなイメージですよね。 彼らがなぜ不満を抱えるのか? それは貢献の実感が得られないのと、自分の貢献以外の点に焦点を合わせているからです。 つまり、上司が評価してくれないとか、同僚と比べて給料の金額が不満だとか、、、 これらは全て自分の貢献以外の事です。 (ちなみに給料の金額が同僚より高くなると幸せになれるか? なれるわけがないですよね。 給料の高い低いで感じるのは、優越感と劣等感だけです。) 自分のやった仕事が相手の状況をどれだけ良くしているか? 相手をどれだけ楽にしてるか? それが顧客であっても上司であってもそれに焦点を合わせる時、 人は幸せを感じることができるようです。 これはつまり、会社のミッションとか目的とかいう事につながります。 会社のミッションはわれわれが事業体として どのように顧客に貢献していくか?ということに他なりません。 つまり、会社のミッションというのは、 ここで働くわれわれが”幸せ”になるためにあると、、、 あるいは定義した、と言っても他ならないのです。 ぼくは昔はミッションというのは、ただの綺麗事で額に飾ってあるもんだ、、 と思っていました。 しかし、理解が深くなるにつれ、 ミッションこそが今の自分の毎日の充実感につながっているのだな という事が腹に落ちました。 われわれのミッションは 「優れた知識をマーケティングして顧客と自らの成長に貢献する」 です。 モロに貢献という文字がでてきます。 そして、知識を売るということは「教育」にほかなりません。 ぼくらの事業を教育事業と捉えたとき、ぼくらが果たせる貢献はとても大きいのではないでしょうか? P.S. 実はこのような事はピータードラッカーも言っていました。 「貢献」を中心に考えると、人は自由になれると。 自分のできる貢献はなにか? これを考えてみてください。 すぐには答えはでないかもしれません。 ぼくも自分の仕事の貢献はなにか? という答えを見いだすまでにまだ十分とは言えませんが、 3年くらいかかったと思います。 何年もかかるかもしれませんが、 何年かけても考える価値のあることではないでしょうか?